低血圧 原因

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低血圧の原因とは

低血圧の原因について深く掘り下げてみました。

 

まず、血圧は気温と環境に左右されています。

 

低血圧の人は一般的に、冬に症状が改善され、夏にひどくなります。
冬は寒さのため、血管が縮み狭くなった血管を血液が流れるので血圧は高くなるからです。

 

それに対して、夏は暑さのために、体力を消耗し、
そうすると自律神経(交感神経)が乱れて
血管が冬よりも広がりやすく、自律神経の乱れから血圧が上がりにくい状態になるからです。

 

抹消血管が広がって、循環血液量が低く冷えやすいこともあり
低血圧は偏頭痛を起こしやすい状態でもあります。

 

夏は、高い気温のために寝苦しい夜が続き食欲がなくなる、
いわゆる「夏バテ」になる人も多いので、
疲れが取れないことも血圧が上がらない原因の1つになりますが、人より疲れやすいことも。

 

また冷房の効きすぎのせいで、
もともと血行が悪い低血圧患者はよけい血圧が下がってしまう危険があるのです。

 

心臓が小さい

「心臓が小さい」ことが低血圧と密接な関係を持っています。

 

自分の心臓の大きさを測定することは、よほどのことでもない限りないでしょう。
気にしたことさえない、という人も多いのではないかと思います。

 

改まって聞かれると、
「心臓の大きさ?そんなの大体みんな一緒じゃないの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
でもじつは、人によって心臓の大きさが異なるそうです。

 

身長2m越えの男性と小学生の女の子の心臓の大きさが一緒だと思う人は居ないでしょうが、
体に対する心臓の大きさの比率は誰でも一緒だという漠然としたイメージは持っているはずです。

 

しかし、実はその比率にも1人1人違いがあるのです。

 

「心臓の大きさ」というのは、「背が小さい」、「足が小さい」のような身体の特徴と同じように
生まれつきの個性であると言えることが多いです。

 

特に、女性は男性よりも心臓が小さい場合が多く、心臓の大きさにも性差が存在します。

 

小さい心臓だと血液を送り出す力が弱いので、血圧が上がりにくいのです。
つまり、心臓が小さいことが低血圧の原因となり得るのです。

 

低血圧以外には、動悸や息切れ、胃もたれなどの症状を引き起こすこともあります。
なぜこんな症状が起こるのかというと、心臓が小さい故に内臓が下垂するからなのです。

 

また体位によって、心臓の拍動数が上昇するようなことも起こることがあります。

 

「動悸や息切れ等の症状があるから運動はちょっと控えようかな・・・」
と思って、運動をしなくなってしまうと、ますます低血圧の症状がひどくなってしまいます。

 

やりすぎは危険ですが、適度な運動であれば、血行促進・体力強化・ストレス解消にもなり
低血圧に効果抜群でメリットがたくさんあります。

 

適度な運動としておすすめなのが、30分程度のウォーキングです。
あくまで無理のないように運動することが最優先ですので、最初は5分からなど
ご自分のペースで続けてみて下さい。

性別や年齢

実は、低血圧に性別や年齢は関係していたのです。

 

低血圧は女性に多い病気で
これには、女性ホルモンが関係していると言われています。

 

女性ホルモンには、血管を広げる作用があります。
血管が広がると、抹消血管の抵抗が低下してしまい血圧が下がるという点。

 

しかし、男性にも見られますし、最近は男性患者も増えています。

 

低血圧は年齢に関係なく起こる病気ですが、低血圧の症状に年齢差はあるようです。

 

一例)

 

●20歳代

 

めまいや立ちくらみ
といった代表的な特徴を発症している場合がほとんどです。

 

また、寝つきが悪く、寝てもすぐ目が覚めてしまうといった症状も。
その理由として若い人は「夜型」の生活をしている傾向が強いことが挙げられます。

 

●30-40歳代

 

30〜40歳代の人にももちろん、立ちくらみやめまいといった症状は出ます。

 

しかし、そのほかに、「頭が痛い」、「心臓がドキドキする(動悸がする)」
といった症状がよく表れます。

 

季節の変わり目や、ちょっとした天気や気温、気圧の変化で症状が悪化する人が多いです。

 

また、よくイライラするなど心理的な症状も特徴です。
低血圧の人はもともとストレスを発散することが苦手な人が多いのですが、
さらに30〜40歳代は働き盛りの時期ですから、
家事や育児、仕事面のストラスを抱え込みやすいのです。

 

●50歳代

 

年を重ねると血圧が上がる傾向があるために、
低血圧より高血圧のほうが注目されることが多くなります。

 

立ちくらみやめまいよりも、
なかなか寝付けない、不眠に悩んでいることが多いです。
また、疲れやすいことも悩みになります。

 

そのほか、お年寄りの起立性低血圧は、立った直後に血圧が下がる方が非常に多いため
夜中のトイレに立つときは要注意で、ゆっくり立ち上がり一度止まりましょう。

 

一息ついて、物につかまるようにし、足元がもつれないよう、ゆっくり歩くようにします。

 

あくまでも一例なので、50代60代の症状が20代30代の人にも出たりします。

 

食事、運動、そしてストレス

私たちが食べたものは胃腸で消化・吸収され、一つ一つの細胞に栄養を与えます。

 

栄養があればこそ熱を作り、細胞は元気になり、体を活発に動かすことができます。

 

なので十分な食事をとらないと、熱を作れず体温が上がりません。
体温が上がらないと、心臓、血管、神経組織の機能が低下しやすくなります。

 

これでは血圧も上げることができず、
細胞に元気がなくなっていき、その結果、血圧が下がることになります。

 

また、運動をすると血液の循環が改善され、血圧が上がります。

 

運動不足だと、体力も筋力もなくなり、血行が悪くなりやすく、心臓から出る血液の量も減り、
心拍出量も低下するので血圧はさらに下がります。
悪循環ですね。

 

そして、ストレスを恒常的に感じていると、
血圧を調節している自律神経の働きやホルモンの分泌を狂わせてしまい、
結果的に血圧が上がらないため、低血圧になってしまうのです。

 

多くを改善していけば低血圧は治るものです。

自律神経は血圧を調整している

心臓を動かしたり、呼吸をするために肺を動かしたり、食べ物を消化するために胃腸を動かすなど
私たちが無意識に行っているこれらの活動は「自律神経」が調整しています。

 

自律神経には、さらに2つの神経系があって、一つは交感神経、もう一つは副交感神経といいます。

 

交感神経は興奮したとき、緊張したときに、
副交感神経は休息時・リラックス時、にそれぞれ働きが強くなります。

 

緊張したり運動中は、心臓が早く拍動し、抹消血管抵抗が高まっているので血圧は上昇しています。

 

また、夜寝るときは、心臓がゆっくり拍動し、抹消血管傾向も低くなるため、血圧は低下します。

そもそも、血圧はどう決まる?

血圧は次の3つの要素によって決まります。

 

1.心拍出量−心臓が縮んだ時に全身に押し出される血液の量のこと。

 

多い:心臓から血液が勢いよく出るため血圧が上がる。
少ない:心臓から血液が勢いよく出ないため血圧が下がる。→低血圧に

 

2.循環血液量−体全体に流れる総血液の量のこと。

 

多い:血管内に絶えず十分な血液が流れ、血液壁に圧力がかかる。
少ない:血管内に流れる血液量が少ないため、血液壁にかかる圧力も下がる。→低血圧に

 

3.抹消血管抵抗−
血液が太い血管から細い血管へ押し出されるとき、血管が膨らむのを防ぐ力のこと。

 

高い:抹消の血管に存在する抵抗が高いと、
血液が流れても血管が広がらないので血圧が上がる。

 

低い:抹消の血管に存在する抵抗が低いと、
血液が流れると血管が広がるため血圧が下がる。→低血圧に。

 

このように、心拍出量が少ない、循環血液量が少ない、抹消血管抵抗が低いと低血圧になります。
どれか1つ該当するだけで、低血圧になる確率は十分にあります。

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